胆江日日新聞に掲載されました

以前に県庁での授賞式の様子はお知らせしましたが、こちらは地元の新聞での紹介記事です。

胆江日日新聞令和3年8月10日付

岩手奥州ダブルケアの会 岩手県チャレンジ表彰受賞

受賞を知ってどんな気持ちでしたか?
と記者さんに尋ねられ…

『正直に言うと、ものすごく嬉しい♡やった~!!
 というよりも、
 またこれで、ダブルケアのことを知ってもらう機会ができた
 という気持ちです。』

と答えていました。

私がダブルケアでツラかった時、
ずっとネット検索をしていました。

『育児 介護 ツラい』
『育児と介護 同時進行』

といった感じで…。

そして、
ダブルケアの研究者さんのサイトを見つけ、
そこに書いてあることが、
まさに自分に当てはまっていて、

だからツラかったのか~~

と納得できたのです。

だからといって、
日常生活がラクになったわけではありませんが、

『タイヘンで当たり前じゃん』
『他にもこういう人いるんじゃん』
『なるほど、仲間と語り合うのはいい方法かもしれない』
『自分の状況を知ってもらうことは大切カモしれない』

などなど、発見があって、
目の前が開けた感じがしました。

ですから、
以前の私のような状況の人、
あるいは、そういう状況の人の周囲の人
にいくらかでもヒットしたらいいな~と思っています。
今回の受賞もその、広報の機会と思っています。

多くの人にダブルケアのことを知ってもらい、
特にも相談窓口においては、
より網目の細かいネットによって、
少しでも多くのダブルケアで大変な思いをしている人が、
孤独に抱え込んで悩むことないように、
救い上げられるよう、
私も地道に活動をしてこうと思います。

私にできること・範囲は限られています。
あとは、
当事者の身近にいる人の中に、
ダブルケアに理解のある支援者が増えることを願い、
発信を続けます。

岩手県男女共同参画社会づくり チャレンジ表彰 受賞しました

岩手県庁での表彰式

今週、岩手県庁へ行ってきました。ありがたいことに、私たち岩手奥州ダブルケアの会は、設立5年と半ですが、標題の賞を受賞しました。小さな活動を見つけてこのように評価してくださり、素直に嬉しく思います。

この賞は、
様々な分野におけるチャレンジや新たな領域を切り拓くなどの他者への先導的な取り組みを行なっている個人・団体
に贈られるもののようです。

ダブルケアカフェや、シンポジウム・勉強会の開催が先駆的な取り組みと評価していただけたのだと思います。
また、昨年3月に岩手県議会に提出した、『ダブルケアに関する請願』これが、ダブルケアに特化した請願としては、おそらく全国初のようでしたから、こういった意見提言の部分でも先駆的だったのかな~と思います。

会を発足した当初は、ダブルケアのおしゃべり会だけ開催していればいいと思っていました。
ですが、
当事者の話を聞くにつれ、これは社会に広く知ってもらう必要があるのではないか?
と思い、シンポジウム、勉強会、新聞投稿などを行なってきました。
そして最終的に、
広く知ってもらうために
議会への請願提出になったわけです。

ダブルケアカフェの皆さんはじめ、応援してくださる方々に相談し、助けられてこれまで活動をしてきました。
これからも、細く長く『ダブルケアカフェはあってよかったね』と10年後に言ってもらえるように、継続して行こうと思っています。
目指すところは、
ダブルケアであっても安心して暮らせる、当たり前に働ける社会です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

岩手県庁にて。岩手県男女共同参画社会づくりチャレンジ表彰 表彰式。
岩手県庁にて表彰式 お隣は岩手県の環境生活部長さんです